18歳選挙権PR 選挙コンシェルジュCM撮影
選挙権が18歳以上に引き下げられる見通しの夏の参院選を前に、選挙啓発を担う松山市選挙管理委員会認定の「選挙コンシェルジュ」の高校生や大学生ら16人が14日、松山市大街道3丁目の松山東雲高校で啓発コマーシャル(CM)を撮影した。
若者の投票率向上が狙いで、選挙コンシェルジュによるCM制作は4回目。今回は初めて高校生が出演し、主人公を演じた選挙コンシェルジュの同校3年生がストーリーを考案し、愛媛大の学生と協力して撮影した。同校生徒や市内の大学生ら約10人が出演している。
15秒に仕上げるCMは、授業を終えて急いで帰宅した主人公の高校生が、「投票に行こう」と母親の手を取り投票所へ向かい、初めての1票を投じる内容。「私が変わる日」と訴え、大人も一緒に投票へというメッセージを込めた。公示日の翌日から順次、中心商店街のストリートビジョンや競輪場、愛媛大食堂などで放映される予定。
市選管によると、市内の有権者数は現在約42万人で、「18歳選挙権」により1万人程度増える見通し。